
ハート型と卵型の顔を分けるのは、幅が広い位置と、顔の下半分が細くなる様子です。ハート型は額や顔の上部が最も広く見え、あご先に向かってはっきりと細くなります。卵型は頬骨のあたりが緩やかに最も広くなり、丸みのあるあご先へとなだらかに細くなります。どちらも一般に横幅より縦の長さが上回るため、顔の長さだけでは見分けられません。
ハート型と卵型の顔:見分ける決め手
まずは鼻、目、唇、頬のふくらみといった個々の特徴ではなく、輪郭を見ます。輪郭のどこが最も広く、そこからあご先へどうつながっているかを確認してください。
Zhaoらは、2020年のCognitive Neurodynamicsの論文で、ハート型の特徴を、広い額、細い下あご、とがったあご先と説明しています。卵型については、曲線的で、額と頬骨の幅が近く、どちらも下あごより少し広い形と説明しています。この研究では、主にコンピューターモデルを構築するために、600枚の画像と、わずか5つの顔型分類を使っています。その定義は、便宜的な分類の基準として捉えてください。生物学的な法則ではありません。
| 特徴 | ハート型寄り | 卵型寄り | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 最も幅が広い部分 | 額や顔の上部 | 頬骨や顔の中央部 | 最も有力な手がかりです |
| 左右の輪郭 | 頬骨より下ではっきりと細くなります | 緩やかで均一なカーブを描きます | 有力な手がかりです |
| あご先 | 細い、またはとがっています | 丸みがありますが、頬よりは細くなっています | 細くなり方と合わせて見ると役立ちます |
| 顔の長さ | 一般に横幅より縦の長さが上回ります | 一般に横幅より縦の長さが上回ります | 見分ける手がかりとしては弱いです |
| 生え際 | この比較には使いません | この比較には使いません | 決め手にはなりません |
富士額だからといって、顔がハート型になるわけではありません。この呼び名が表すのは、生え際の形ではなく、顔全体の輪郭です。額が狭くなり、頬骨が最も張り出しているなら、代わりにハート型とダイヤモンド型の顔を比べてください。あご先に丸みがあり、縦の長さが横幅をわずかに上回る程度なら、卵型と丸顔を見分けるチェックを使ってください。
顔の比率がゆがまない写真を使いましょう
近距離の自撮りは、判断の根拠としては頼りになりません。Derakhshanらが12人を対象に行った、2024年のThe Laryngoscopeの研究でも示されています。8 inchesの距離から撮影したスマートフォン画像では、顔の中央部の高さの測定値が18 percent長くなり、12-inchの距離の画像では12 percent変化しました。
Třebickýらも、2016年のPLOS ONEの研究で、45人の成人を3種類の焦点距離で撮影しています。幾何学的な分析では、撮影条件によって写真に写る顔の形が変わり、369人の評価者による肖像写真の評価にも違いが出ました。これらの研究は、ハート型と卵型の分類を検証したものではありません。それでも、腕を伸ばして撮った1枚の自撮りで判断を誤りうる理由は示しています。
- スマートフォンを約1.5 metres離し、目の高さに近い位置に置きます。タイマーで撮影し、後でトリミングしてください。
- カメラに正面から向き合います。頭を傾けず、表情は自然な無表情にしてください。
- 両方のこめかみから髪をよけ、下あごの輪郭全体を見せます。ひげで隠れている場合は、下側の輪郭は不確かだと記しておきます。
- 正面から均一に光を当てます。顔の形を目に見えて変えるポートレート効果や美顔フィルターはオフにしてください。
- その1枚の画像の中で、額、頬骨、下あごの幅を比べます。pixelsを実寸のmillimetresに換算しないでください。
額は、こめかみの間で、目で確認できる最も幅の広い2点を使います。目の下にある頬骨の外側の点を記し、次に下あごの角の最も広い点を記します。必要なのは、それぞれの幅の大小関係です。正確な数値ではありません。
これは、編集上、確認の一貫性を保つための手順です。妥当性が検証された診断手順ではありません。別の見立ても確認したい場合は、同じ正面写真で写真による顔型の比較を試してください。その写真に見える比率を推定します。変わらない顔型や、医学的な意味を持つ顔のタイプを確定することはできません。

具体例:判断が分かれる結果
条件をそろえた1枚の写真で、額の幅が760 pixels、頬骨の幅が742、下あごの幅が620と測定されたとします。顔の長さは990 pixelsです。ただし、これらは架空の数値で、1枚の画像内の距離を比べるためだけのものです。
額は頬骨より2.4 percent広いだけなので、その差は点を記した位置の誤差かもしれません。下あごは頬骨より約16 percent細く、あご先はとがって見えます。この場合は「ハート型寄り」とするほうが役立ちます。2枚目の写真であご先に丸みがあり、よりなだらかに細くなって見えるなら、「卵型寄り」とするのも同じように妥当です。
| 見える特徴 | 最も妥当な見立て | 次のステップ | 主な限界 |
|---|---|---|---|
| 顔の上部が最も広く、下あごに向かって大きく細くなり、あご先がとがっています | ハート型寄り | 顔の下部に見た目のボリュームを足すスタイリングを試します | 髪によって額の幅が強調されることがあります |
| 顔の中央部が最も広く、左右の輪郭がなだらかで、あご先に丸みがあります | 卵型寄り | 顔型のルールではなく、個々の特徴とフィット感で選びます | 頬のふくらみで下あごの輪郭が柔らかく見えることがあります |
| ハート型に見える理由が富士額だけです | 判断保留 | 生え際は考慮せず、左右の輪郭を比べます | 生え際は顔の輪郭ではありません |
| 写真によって分類が変わります | 写真の問題、または複数の型が混ざった形です | 条件をそろえて1回撮り直します | 分類には重なりがあります |
顔型の分類には重なりがあるため、結果が混ざるのは普通です。Marinescuの2021年のStudia Universitatis Babeș-Bolyai Informaticaの論文では、分類は主観的で、多くの人は2つの分類を併せ持つと述べています。分類名は、輪郭の主な傾向をまとめるためのものです。境界に近い顔を、厳密な枠に無理にはめるためのものではありません。

顔型が分かると、実際に何が変わるのでしょうか
顔型だけで、ヘアスタイル、メガネのフレーム、眉、ひげが決まるわけではありません。幅、高さ、コントラストを足したとき、どこにその効果が出るかを大まかに把握できます。その効果が自分の目的に合う場合にだけ、生かしてください。
| 選ぶもの | ハート型寄りの場合 | 卵型寄りの場合 | より重要なこと |
|---|---|---|---|
| ヘアスタイル | 下に向かって細くなる形のバランスを整えたいなら、下あご付近にふくらみを出し、こめかみ付近のボリュームを抑えてみてください。 | 髪質、毛量、生え方に合わせて、長さとボリュームを選んでください。 | 髪のまとまり方と手入れ |
| メガネ | バランスを整えたいなら、見た目の重さが眉のラインだけに集中するのを避けてください。 | 輪郭と対照的な形を求めるより、顔のパーツに合う大きさのフレームを選んでください。 | ブリッジのフィット感、レンズの位置、テンプルの幅 |
| 眉 | 緩やかなアーチにすると、顔の上部にさらに高さを加えずに済むことがあります。 | 自然な眉の形に沿うと、通常は今のバランスを保てます。 | 眉の生え方と目元 |
| ひげ | 下あごに沿って幅を足すと、上部に重さが偏る印象を和らげられます。細いあごひげは、その印象を強めることがあります。 | あご先に長さを足すと、顔がより長く見えることがあります。 | ひげの生える範囲、密度、手入れ |
これらは見え方に関する提案であり、条件をそろえたスタイリング試験の結果ではありません。メガネについては、フレームのガイドで、見た目のバランスと実際のフィット感を分けて説明しています。顔型のアドバイスでは、鼻へのフィット感やレンズの位置までは予測できないため、実物のフレームを試してください。
判断が変わることがある理由
髪、ひげの縁、表情、頭の角度、カメラとの距離によって、1枚の写真に写る輪郭は変わります。これは見せ方による変化で、顔の構造が新しくなったわけではありません。
長期的な変化は別です。顔の構造や軟部組織そのものが変わることがあります。Swiftらによる2021年のAesthetic Surgery Journalの総説では、顔の骨、脂肪、筋肉、皮膚それぞれの加齢変化を説明しています。つまり、境界に近い顔型の分類は、年月とともに変わることがあります。年齢による顔型の変化のガイドでは、構造の変化と、見え方の変化を説明しています。体重が大きく変わった前後の写真も、別の問いに答えるものです。
最初の画像で判断しにくければ、同じ撮影条件で1回撮り直してください。条件をそろえた2枚の写真でも判断が分かれるなら、ひとまず「ハート型と卵型の中間」としておきます。そのうえで、髪、フレーム、眉、ひげは、分類名ではなく、自分が求める具体的な見た目の効果で判断してください。

Oscar Nascimento
GlowUp Face 編集ライター
Oscarは、科学的根拠に基づくスキンケア、ヘルスケア、ルックスマキシング、見た目に関する社会・経済研究について執筆しています。
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