
ダイヤモンド型と卵型の顔の違いは、輪郭のどこが最も広いかにあります。ダイヤモンド型は頬骨の部分がはっきりと広く、こめかみとあごに向かって細くなります。卵型も頬骨付近が最も広いことが多いですが、幅の変化はより緩やかです。額とあごの幅が近く、あご先は鋭く細まるというより丸く見えます。正面から、十分に距離を取って撮った写真を使ってください。近距離の自撮りでは、判断のもとになる比率が変わることがあります。
ダイヤモンド型と卵型の顔を手早く見分ける方法
頬骨の高さは、いったん脇に置きましょう。頬骨が高いというのは、出っ張り方や位置のことで、輪郭全体の幅を表すものではありません。見るべき点は、頬骨の部分がほかより明らかに広いかどうかです。
| 見える特徴 | ダイヤモンド型の可能性が高い | 卵型の可能性が高い |
|---|---|---|
| 最も広い部分 | 頬骨がこめかみとあごの両方より明らかに広い | 頬骨が最も広い場合もあるが、差はわずか |
| 上半分の輪郭 | 頬骨からこめかみに向かって、はっきりと内側に細まる | 滑らかな曲線で、こめかみ部分でもほとんど細まらない |
| 下半分の輪郭 | 細い、または尖ったあご先に向かってあごが細まる | 丸いあご先に向かって、あごが徐々に細まる |
| 輪郭全体 | 角ばっていて、中央部の幅が最も際立つ | 横幅より縦に長く、幅が急に変わる部分がない |
これらは身だしなみのための分類であり、解剖学的な診断ではありません。引用した人体計測研究は、卵型とダイヤモンド型を分ける基準値を定めていません。同じ条件で撮った2枚の写真でも違いがわからないほど小さければ、「卵型とダイヤモンド型の中間」が最も正直な答えかもしれません。
ひとつの比率だけでは決められない理由
実際の顔が、7つの型にきれいに収まるわけではありません。Leslie Farkasらは2005年、複数の集団にわたる18~30歳の健康な成人1,470人を測定しました。顔の寸法や比率は、性別や集団によって異なりました。一部の集団はサンプル数が少なかったため、著者らはこの国際的なデータセットを予備的なものとも位置づけました。
Seth Weinbergの研究チームは、2016年にその複雑さをさらに明らかにしました。その3D Facial Norms Databaseには、3~40歳の2,454人が含まれていました。研究者らは、表面の24の基準点、ノギスによる直接測定、3D画像を使いました。顔の最大幅や下顎の幅などを、それぞれ別に測定しました。
どちらの研究も、「ダイヤモンド型」や「卵型」を科学的な分類として裏づけてはいません。万人に共通する黄金比や、万能とされる特定の割合ではうまく判定できない理由がわかります。身だしなみのためなら、繰り返し確認できる輪郭のパターンで十分です。
判定を変えてしまわない写真を撮る
カメラとの距離は重要です。Mark Presslerらは2022年、30人の協力者を12インチ、18インチ、5フィートの距離から撮影しました。5フィートの距離で撮った臨床写真と比べると、12インチでは鼻が6.4%、18インチでは4.3%長く見えました。鼻の幅と顔の幅の比率も変わりました。
この研究が調べたのは顔の中央にあるパーツであり、顔型の分類ではありません。それでも、腕を伸ばして撮る自撮りが、測定用の写真として頼りにくい理由を示しています。
頭の位置や表情によっても、輪郭の見え方は変わります。2011年に若年成人10人を調べた研究で、Stefan Rimlのチームは頭の位置やカメラの角度を10度変えました。軽くほほ笑む条件も加えました。その結果、顔の測定値は変わり、変化が大きい場合もありました。少人数で、臨床写真を想定した研究でしたが、撮影条件については参考になります。
- スマートフォンを約5フィート、または1.5メートル離して置き、後でトリミングします。
- カメラを顔の中央の高さに置きます。鼻をレンズにまっすぐ向けてください。
- 髪を両側のこめかみにかからないようによけ、眼鏡を外します。
- あごと唇の力を抜きます。笑ったり、あごを上げたりしないでください。
- 正面から均一に光を当てます。横からの強い光は、あごの輪郭の片側を見えにくくすることがあります。
カメラを動かさずに2枚撮ります。2枚で輪郭が変わるなら、何かを測る前に姿勢を直してください。
個々のパーツではなく、輪郭を測る
布製のメジャーは必要ありません。正面から撮った写真を1枚開き、ピクセル数か画面上の定規で、次の4つの長さや幅を比べます。
- 顔の長さ:見えている生え際の中央から、あご先の最も低い点までの長さです。
- こめかみの幅:髪型の幅ではなく、こめかみ部分で見える顔の上部の最も広い幅です。
- 頬骨の幅:顔の中央部を横に測ったときの最大幅です。
- あごの幅:口の横の幅ではなく、左右のあごの角の外側を結ぶ幅です。
異なる写真のピクセル数を比べないでください。撮影距離や切り取り方で縮尺が変わります。同じ画像内で4つの長さや幅を比べ、2枚目でも同じ大小関係になるか確かめてください。

具体例
ある写真では、顔の長さが620ピクセル、こめかみの幅が400、頬骨の幅が438、あごの幅が376です。中央部は、こめかみより38ピクセル、あごより62ピクセル広くなっています。頬骨から上も下も目に見えて細まっているため、スタイルを選ぶ際は「ダイヤモンド型」のほうが役立つ分類です。
これらの数値は、診断の基準値ではありません。頬骨、こめかみ、あごの幅が近く、輪郭がひと続きの滑らかな曲線を描くなら、「卵型」のほうが合います。
決める前に、似た顔型も確認する
あご先が尖っているだけでは、ダイヤモンド型とはいえません。額が頬骨と同じ幅か、それより広い場合は、ハート型とダイヤモンド型の比較ガイドにある、額とあごのチェックを使ってください。富士額は、その下の額の形を変えずに、見える生え際の形に影響することがあります。
顔が長いだけで卵型と決まるわけでもありません。横幅に比べてかなり縦長で、両側が比較的まっすぐなら、卵型と面長の顔型を比べるほうが適切です。
ふっくらした頬、ひげ、不揃いな生え際が、顔型の境界を曖昧にすることがあります。写真が間違っているわけではありません。複数の型が混ざった輪郭か、見えている軟部組織が骨の輪郭を隠しているということです。髪や表情の影響を判定から除いても、結果が変わらない分類を選んでください。
判定結果は実際に何を変えるのか
顔型によって、正しい髪型、フレーム、眉が決まるわけではありません。スタイルによって、どの部分が広く、あるいは長く見えるかを予測する助けになります。その効果が役立つかどうかは、あなたの目標で決まります。
| 選ぶもの | ダイヤモンド型に当てはまる場合 | 卵型に当てはまる場合 | 優先して確認すること |
|---|---|---|---|
| 髪型 | 額やあご付近のボリュームは、頬骨の幅が際立つ輪郭のバランスを取れます。頬の高さに厚みを出すと、その幅を繰り返し強調します。 | 変えたい部分の周りにボリュームを置きます。高さを足すと、顔がより長く見えることがあります。 | 髪の量、髪質、毎日のスタイリング |
| 眼鏡 | 上部のラインがはっきりしたフレームは、こめかみ付近を広く見せられます。丸みのある縁は、細まる輪郭との対比を作れます。 | 通常は、フレームの形より大きさのほうが重要です。幅が狭すぎるフレームは、顔を長く見せることがあります。 | ブリッジのフィット感、瞳の位置、頬との隙間 |
| 眉 | 柔らかなカーブは、角ばった輪郭との対比を作れます。高く鋭い眉山は、輪郭と同じ角ばった印象を与えます。 | 本来の眉の形に沿わせると、通常は輪郭のバランスを保てます。 | 本来の毛の生え方と眉骨の位置 |
| ひげ | あご付近に適度な厚みを残すと、顔の下3分の1を広く見せられます。先を細く尖らせると、輪郭がさらに細まって見えます。 | あご先の長さを足すと、意図していなくても輪郭が縦長に見えることがあります。 | ひげの生え方と、すっきり整えた首元のライン |
フレームについては、輪郭を見極めた後に読む眼鏡ガイドのフィット感チェックを使ってください。ひげがある場合は、ひげの形のガイドで、どこを整えるとあごの輪郭の見え方が変わるかを説明しています。
2枚の写真が上記の撮影条件を満たしているのに、一定のパターンが見えない場合は、1枚で写真に基づく顔型推定を試し、比べてみてください。その結果は、写真で見える特徴に対するセカンドオピニオンとして扱ってください。頭蓋骨を測ったり、隠れた基準点を見たり、複数の型が混ざった輪郭を確実に分類したりすることはできません。
分類が実際の選択に反映されたら、そこで止めてください。ダイヤモンド型でも卵型でも、同じよく合うフレームや髪型に行き着くなら、それ以上分類を細かくしても実用的な価値はありません。

Oscar Nascimento
GlowUp Face 編集ライター
Oscarは、科学的根拠に基づくスキンケア、ヘルスケア、ルックスマキシング、見た目に関する社会・経済研究について執筆しています。
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