
くせ毛に合う髪型の選び方
くせ毛に合う髪型を選ぶには、まず乾いた状態のシルエットを決めるのが一番です。そのうえで、髪の密度、髪の太さ、カールの縮み具合、メガネ、毎日のスタイリングにかけられる時間に合わせて、レイヤーと長さを調整します。カールのタイプだけでは、髪型は決まりません。どこに横幅を出したいか、毛先のアウトラインにどれだけ重さを残すか、乾いた状態でどこまで短くしてよいかを決めましょう。
自分の髪がうまくまとまった日と、扱いにくかった日の写真を持参しましょう。カールの異なる人の完璧に仕上げられた参考写真よりも、多くのことが伝わります。
カールのタイプは出発点にすぎない理由
De la Mettrieらは、18か国の1,442人の髪を測定しました。2007年にHuman Biologyで発表した分類法では、カーブの直径、カール指数、ウェーブの数を使い、8つのカテゴリーに分類しました。この研究は、カールには複数の側面で違いがあることを示しました。髪型を試したり、どの形が誰に似合うかを判断したりした研究ではありません。
Daniels、Fraser、Westgateも、2023年のInternational Journal of Cosmetic Scienceのレビューで、関連する結論に達しました。人種に基づく分類では、カール、断面形状、髪の太さに見られる幅広い違いを捉えきれていませんでした。形状に基づく8タイプの分類法でも、常に同じ結果を再現するのは難しい可能性があります。
そのため、2C、3B、4Aは髪の特徴を説明するために使い、髪型を決める指示としては使わないようにしましょう。同じグループの2人でも、密度、髪の太さ、ダメージ、縮み方、スタイリングの習慣は異なります。
目指す仕上がりも大切です。DanielsとHeitmayerは、2024年の研究を14人の参加者によるビデオを使った生活観察調査から始め、その後、くせ毛の212人を対象にアンケートを行いました。目標は、見た目、感触、実用性、感情の4つのグループに分かれました。目標や本人の捉え方は、髪の長さやカールのタイプよりも、自分の髪に対する肯定感を強く予測しました。これは髪型を比較する試験ではありませんが、望む仕上がりと日々の習慣を軸に選ぶことを支持する結果です。
スタイル名を決める前に、5つのことを決めましょう
1. 乾いた状態のアウトラインを選ぶ
髪が完全に乾いた状態で、正面と横から見てみましょう。今、最も横幅があるのは、頭頂部、こめかみ、頬、あご、毛先のどこでしょうか。その横幅の位置を変えたいのか、抑えたいのか、保ちたいのかを決めましょう。
丸いアウトラインは、頭頂部とサイドにボリュームを分散させます。三角形のアウトラインは、下のほうに重さを残します。細身のアウトラインはサイドを抑え、縦に高いアウトラインは高さを出します。どれもデザインの選択肢であり、優劣を示すものではありません。
2. 髪の密度と太さを分けて考える
密度とは、一定の範囲にどれだけの本数の髪が生えているかということです。髪の太さとは、それぞれの毛の直径を指します。細くて密度の高いカールヘアは、全体にボリュームがあっても、レイヤーを入れすぎると毛先のアウトラインの厚みが失われることがあります。太くて密度の低いカールヘアは、それぞれの毛にしっかりとした太さがあっても、全体は軽やかに見えることがあります。
Finkらは2016年に、コンピューターで描画した髪の密度とスタイルを、それぞれ別の実験で変えました。90人の若い女性が、それぞれの画像について年齢、健康状態、魅力を評価し、どちらの変更も評価に影響しました。このモデルでは自然なカールヘアを検証していないため、最適なカールヘアの髪型を特定することはできません。ただし、見た目の密度と全体のアウトラインを分けて考える理由は示しています。
3. 縮み具合と部分ごとの違いを確認する
乾いた状態で、どこまで短くしてよいかを記録しましょう。そのうえで、洗髪後にどの部分が最も強く縮み上がるかを美容師に見せます。こめかみ、襟足、頭頂部に違いがあれば伝えましょう。
何センチメートル切るかを頼むときは、濡れた状態、伸ばした状態、自然に乾いた状態のどれを指すのかも伝えてください。この曖昧さは、髪型の名前よりもトラブルの原因になります。
4. 顔型はルールではなく、方向性を決める参考にする
まず、どのように見せたいかを考えましょう。丸顔を縦長に見せたいなら、頬の近くの横幅を抑え、その上に横幅を出します。丸みを気に入っているなら、髪型にも同じ曲線を取り入れましょう。
面長の場合は、サイドに横幅を出し、頭頂部を低めにすると、縦の長さを感じにくくできます。毛先のラインを丸くすると角張ったあごの印象を和らげられ、直線的に切りそろえると、その形を髪型にも反映できます。どちらが客観的に優れているわけでもありません。顔型別の一覧表は、スタイル選びの慣習です。似合う組み合わせを判定する方法として検証されたものではありません。

5. メガネ、年齢、手入れを考慮する
カウンセリングでは、普段使っているメガネをかけましょう。メガネのつるがこめかみのカールに当たる位置と、前髪がレンズにかかる位置を確認します。つるの上にはっきりと隙間を作るか、つるの下まで届く十分な長さを選びましょう。扱いにくいのは、カールが何度も蝶番に引っかかる長さです。このメガネに合う髪型の選び方ガイドでは、フレームの横幅と前髪の位置をさらに詳しく説明しています。
年齢は、髪型を分類する基準ではありません。代わりに、現在の密度、生え際、髪の手触り、スタイリングにかけられる時間を見ましょう。LeerunyakulとSuchonwanitは2020年に、健康なタイ人成人239人の頭皮の4か所を測定しました。平均密度は年齢とともに低下し、20代と60代の参加者には明確な違いが見られました。一方で、髪の直径は安定していました。この結果は、その対象集団に限られるものです。年齢という分類よりも、現在の密度を見るほうが役立つ理由を示しています。
くせ毛の髪型を決めるための表
| 乾いた状態で見られること | それによる影響 | 相談すること | 限界・注意点 |
|---|---|---|---|
| 頭皮が透けやすく、毛先がまばらに見える | レイヤーを多く入れると、隙間がさらに目立つことがあります | 毛先のアウトラインに厚みを残し、内側のレイヤーを少なめ、または長めにすること | 分け目や光によって、頭皮の見え方は変わります |
| 毛先が頭頂部よりも大きく横に広がる | アウトラインの下のほうに重さが集まっています | 長めのレイヤー、または狙った部分だけ内側の重さを取ること | どの髪にもすきバサミが適しているとは限りません |
| 頭頂部は平らなのに、サイドが膨らむ | シルエットの上部に高さがありません | 最も短い部分を短くしすぎず、頭頂部のレイヤーを調整すること | 頭頂部の短いカールは、予想以上に縮み上がることがあります |
| 部分によって縮む量が異なる | 濡れた状態で同じ基準に合わせて切ると、乾いたときに不揃いになることがあります | カールごとの状態を把握し、乾いた状態の仕上がりについて合意すること | 湿度やスタイリングによって、仕上がりは変わることがあります |
| こめかみのカールがメガネに引っかかる | フレームがサイドの髪の収まりを妨げています | 蝶番にかからない長さ、またはその下まで届く長さ | 普段使っているメガネをかけて、髪型を確認しましょう |
厚みのある髪が、毛羽立ちでも広がる場合は、2つの問題を分けて考えましょう。厚みがあり、毛羽立つ髪のボリュームを抑えるガイドでは、表面の毛羽立ちと髪全体の厚みに、それぞれ異なる対処が必要な理由を説明しています。
髪型の系統を選んでから調整する
- 毛先のアウトラインに厚みを残し、レイヤーを少なくする:毛先の見た目の密度を保てますが、密度の高い髪では下のほうの横幅が残ることがあります。
- 長めのレイヤー:頭皮をあまり見せずに、重さの一部を上へ移せます。迷っているときに、大きな変化を避けやすい選択肢です。
- 丸みのあるレイヤー、またはカールを生かしたシャグ:頭頂部に動きを加え、三角形のアウトラインを抑えます。短い部分を作るには、縮み具合を正確に見積もる必要があります。
- テーパード、または短く刈り込む形:サイドの横幅を抑え、視線を上へ向けます。少し伸びただけでもアウトラインがすぐに変わるため、形を整える頻度が高くなります。
切り方を選ぶのは、その次です。ドライカットでは現在の縮み具合が分かり、ウェットカットでは美容師が髪をきれいに分け取り、張力をかけて切れます。両方を組み合わせることもできます。どちらが適しているかは、カールのパターン、目指す形、美容師の切り方によって異なります。どちらかを絶対のルールと考える前に、くせ毛のウェットカットとドライカットを比較するガイドを読んでみてください。
プレビューで確認するのは、髪の物理的な動きではなくシルエット
均一な光の下で、髪全体が写った、フィルターなしの正面写真を使いましょう。普段最もよく過ごしている、乾いた状態に整えます。方向性を決めかねているなら、決定する前に自分の写真でヘアスタイルのアイデアをプレビューしてみましょう。
どのような試作画像も、スケッチとして扱いましょう。長さ、前髪、外側の形を比べる助けにはなります。ただし、縮み方、カールの束のまとまり方、内側の重さの取り方、湿度、美容師の仕上げを予測することはできません。頭頂部が隠れていたり、サイドが切れていたりするプレビューは、この判断には役立ちません。
美容師にカットの要望をまとめて伝える
仕上がりは、目で確認できる具体的な言葉で説明しましょう。普段の乾いた状態の長さ、最も短くしてよい部分、横幅を最も出したい位置、見た目の密度の目標、メガネ、毎週スタイリングにかける時間を含めます。そのうえで、提案されたレイヤーでどのようにそのアウトラインを作るのかを尋ねましょう。
伝え方の例
「髪は細く、密度が高めで、こめかみのカールが強いです。乾いた状態で肩に届く長さにし、頬骨のあたりに最も横幅を出したいです。あごより下のボリュームは抑えつつ、毛先は厚みがあるように見せてください。毎日メガネをかけるので、こめかみの髪がつるに引っかからないようにしたいです。スタイリングは週に2回します。さらに切る前に、乾いた状態の長さを見せてください。」
このように要望をまとめると、美容師に守ってほしい範囲と、見た目の目標が伝わります。流行のスタイル名を1つ伝えるだけでは、そこまでは伝わりません。実際に美容室へ行く際は、この分かりやすいオーダーの例文と参考写真のチェックリストを使ってください。

Oscar Nascimento
GlowUp Face 編集ライター
Oscarは、科学的根拠に基づくスキンケア、ヘルスケア、ルックスマキシング、見た目に関する社会・経済研究について執筆しています。
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