ヘア記事•2026年10月24日

メガネとヘアカット、先に決めるのはどちら?

メガネとヘアカット、どちらを先に決めるべきでしょうか。顔型、毛髪密度、髪質、フレームのフィット感をもとに、購入やカットの前に無理のない順番を見極めます。

Oscar Nascimento公開日 更新日
メガネとヘアカット、先に決めるのはどちら?

メガネとヘアカット、どちらを先に決めるべきでしょうか。制約が厳しいほうを軸にして、もう一方を合わせましょう。毎日同じ度付きメガネを掛けるなら、まずフレームを決めます。毛髪密度、髪質、生え際、日々のお手入れの都合で選べる髪型が大きく限られるなら、まずヘアカットの方向性を決めます。どちらの変更も必須でないなら、購入やカットの前に組み合わせで比較しましょう。顔型だけで順番を決めるべきではありません。

制約が厳しいほうから決める

メガネとヘアカットを組み合わせるための、臨床的に確立された公式はありません。「フレームを先に決める場合」と「ヘアカットを先に決める場合」を比較し、どちらの仕上がりが好まれたかを測定した対照研究もありません。

どちらの要素も、目に映る顔の印象に影響するという研究結果はあります。GrahamとRitchieは、2019年のPerceptionの研究で、何も掛けていない顔、透明なレンズのメガネを掛けた顔、サングラスを掛けた顔を検証しました。2枚の写真の間で掛けているものが変わると、見慣れない顔が同一人物かを照合する正確さが低下しました。髪型は検証していませんが、メガネ類が視覚的な印象を左右する要素であることを示しています。

髪も同様です。Saegusa、Intoy、Shimojoは、成人31人を対象にした最初の実験で、顔と髪の評価の関係が対称ではないことを確認しました。ある評価順序では、髪が顔の評価に影響しました。顔は、より一貫して髪の評価に影響しました。2015年のFrontiers in Psychologyに掲載されたこの研究は、組み合わせて作成した画像を使っているため、あなたに最適な組み合わせを特定できるものではありません。

実用的な結論は控えめです。フレーム、顔、髪を一緒に見て判断しましょう。私たちが提案する実用的なルールは、融通の利きにくいほうを先に決めることです。

どちらを先に決めるべき?
あなたの状況先に決めること次に比較すること主なリスク
ほとんどの日に同じ度付きフレームを掛けるフレーム前髪の高さ、こめかみ周りのボリューム、テンプル周りの髪普段掛けているフレームを着けずにヘアカットを判断すること
今のメガネのフィット感が悪く、新しいフレームが必要視力矯正に適したフィット感眼鏡店の専門スタッフが使えるフレームを確認したあとで、ヘアカットの候補を比較する見た目のアイデアのために、快適さやはっきりした見え方を犠牲にすること
メガネとコンタクトレンズを使い分けるヘアカットの方向性同じヘアカットを、メガネを掛けた状態と外した状態で比較するどちらかの状態でしかうまく収まらないフロント部分を選ぶこと
髪質、毛髪密度、生え際によって候補が限られるヘアカットの方向性実際に再現できる乾いた髪の輪郭と、フレームの組み合わせ自分の髪では形を保てないヘアカットを軸に組み合わせを決めること
前回のカット以降、髪の状態が変わった今の髪に必要なこと髪で覆う範囲と外周の形を決めたあとの、フレームとのバランス今とは違うボリュームを前提にしていた、以前の組み合わせを繰り返すこと
どちらの変更も必須ではなく、見た目を変えることが目的どちらも単独では決めない2種類のフレーム形状と2種類のヘアカットのシルエットそれぞれを別々に最適化した結果、組み合わせが気に入らなくなること

見た目のルールより、フィット感と髪の動きを優先する

フレームのフィット感は、機能面で判断することです。度数、ブリッジ、レンズの位置、テンプル、掛け心地によって、無理なく選べる範囲は絞られます。これらは眼鏡店の専門スタッフに確認してもらいましょう。フィットするフレームがいくつか見つかったら、見た目で最終的に選べます。

髪にも、それ自体の変えにくい条件があります。毛髪密度とは、一定の範囲に生えている髪の本数です。髪の太さとは、1本ずつの毛髪の幅を指します。髪質には、曲がり方、カール、乾いたときの縮み、乾いたあとにどう広がるかが含まれます。

こうした特徴は、3つの分類にきれいに収まるものではありません。Loussouarnらは、22か国の2,449人の髪について、形状に関する4つの特徴を測定しました。2007年のInternational Journal of Dermatologyの研究では、カールを大きく8つのグループに分類しました。ヘアカットを比較した研究ではありませんが、美容室で髪型を考える際に「くせ毛」「ウェーブ毛」だけでは曖昧すぎる理由が分かります。

年齢だけでヘアカットが決まるわけでもありません。Robbinsらは、17歳から86歳の白人女性1,414人の毛髪密度と毛髪の直径を測定しました。2012年のBritish Journal of Dermatologyの研究では、密度と直径は年齢とともに異なる経過で変化していました。

この対象者の集団が、すべての人を代表しているわけではありません。それでも、役立つ点はあります。10年前にうまくいったヘアカットではなく、今の髪のボリュームを見て判断しましょう。年齢に伴う髪型の変化が気になるなら、「年齢相応」のカットを求めるのではなく、目に見える変化を判断材料にします。

顔型を考えるのはそのあとです。高さ、横幅、すっきり見せる余白をどこにつくりたいかを決めるために使いましょう。特定のフレームやヘアカットを候補から外すために使うものではありません。顔型と髪の動きのどちらを重視するかについてのガイドで、その限界を詳しく説明しています。

フレームと髪が接する部分を確認する

問題が起きやすいのは、見た目全体というより、次の4か所です。

  • 上側のリムと前髪:前髪がリムにかからないか、重なるか、隠すかを確認します。どれかが必ず間違いというわけではありません。自分でその位置を保てるものを選びましょう。
  • こめかみとテンプル:フレームを掛けて外す動作を2回繰り返します。サイドの髪が引っかかったり、浮いたり、何度も直す必要がないか確認しましょう。
  • 耳とヒンジ:髪を下ろした状態と耳に掛けた状態を試します。正面の写真では、ヒンジの横で髪がたまっていることが分からない場合があります。
  • 最も幅が広い部分:フレームの幅と、乾いたヘアスタイルで最も幅が広い部分を比較します。両者をそろえたいのか、意図的に違いをつけたいのかを決めましょう。

使うフレームがすでに決まっているなら、普段のメガネに合わせてヘアカットの細部を選ぶガイドに、出発点として役立つ6つの方向性があります。ルールではなく、選択肢として考えてください。

メガネとヘアカット、先に決めるのはどちら?

ヘアカットだけでなく、組み合わせをプレビューする

普段のフレームを掛け、正面を向き、均一な光で撮った写真を1枚使います。頭頂部全体、耳、想定する髪の長さが見えるようにしましょう。至近距離の自撮り、頭を傾けた写真、美肌フィルターは避けます。

新しいフレームを比較するなら、候補ごとに同じ距離と角度で撮影します。そのうえで、フレームの形を2種類に絞りましょう。条件を整えて撮った写真と、もっと近くから撮った写真や光の違う写真を比較しないでください。

フレーム選びの基準がはっきりしたら、自分の写真で3つのヘアスタイルの方向性を比較することができます。プレビューでは、前髪の位置、サイドの幅、全体の輪郭を判断しましょう。髪に触れて確かめたり、頭皮の毛髪密度を測定したり、乾いたときの縮みを予測したり、視力矯正に適したフィット感を確認したりすることはできません。

ヘアカットとメガネの組み合わせを確認したい場合は、元の写真にメガネが写っている状態にします。コンタクトレンズをよく使うなら、メガネなしの写真も1枚保存しましょう。2枚の画像は、それぞれ違う日常の場面を確かめるためのものです。

架空の例:45歳を過ぎて両方を変える場合

これは架空の例です。判断の進め方を示すもので、結果を保証するものではありません。

48歳のMaraは、濃い色の長方形フレームの度付きメガネを毎日同じ1本使っています。髪は細く、ウェーブがあり、こめかみ周りのボリュームは5年前より減っています。もっと軽やかに見えるフレームと、短めのヘアカットを希望しています。

視力矯正に適したフィット感は譲れないため、まず掛け心地のよいフレームを2本に絞ります。次に、今の髪の状態からヘアカットの条件を決めます。重めの短い前髪は候補から外します。プレビューが、実際よりもこめかみ周りを髪で多く覆えることを前提にしているためです。長めのレイヤーを控えめに入れた鎖骨までの長さのスタイルと、あごの長さのボブを比較します。

それぞれのフレームを掛けて、上側のリム、ヒンジ、サイドの最も幅が広い部分のボリュームを確認します。鎖骨までの長さのスタイルはフロントの重さをより多く残せて、どちらのフレームにも合います。フレームを選んだあと、気に入ったプレビューと候補から外したものを1つずつ美容師に見せます。

その選択は、決まったルールに従って「若く見える」「より似合う」と判断したものではありません。フィットし、今の毛髪密度に合い、普段の日に使いやすい組み合わせなのです。

美容室には要望を明確にまとめて持っていく

最もよく掛けるフレームと、ほかにも頻繁に使うものがあれば持参します。自然に乾いた状態の髪質を見せましょう。どこまで短くしてよいかを示し、スタイリングをどの程度するつもりかも伝えます。

切る前に、次の3つを質問しましょう。

  1. 乾いたとき、前髪やフロント部分はこのフレームに対してどの位置にきますか。
  2. 私の毛髪密度、髪質、生え方に合わせるには、このプレビューのどこを変える必要がありますか。
  3. 髪を直さずに、メガネを外したり掛け直したりできますか。

2つのヘアカットでまだ迷うなら、ヘアカットを並べて選ぶためのガイドで、手間、乾いたときの形、うまくいかなくなりやすい点を比較しましょう。そのうえで、選んだスタイルを実際の髪に合わせて美容師に調整してもらいます。

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Oscar Nascimento — 編集ライター
著者について

Oscar Nascimento

GlowUp Face 編集ライター

Oscarは、科学的根拠に基づくスキンケア、ヘルスケア、ルックスマキシング、見た目に関する社会・経済研究について執筆しています。

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